「ダメだ…涙が止まらない」イングランドで飛躍を誓う「日本代表FWと少年の交流」に世界中の涙腺が崩壊「素晴らしく美しい光景」「心温まる素敵な時間だな」の画像
イングランドで奮闘する平河悠の“神対応”に感動が広がっている。写真・雑誌協会代表撮影/中地拓也

 あるサッカー日本代表選手の行動に、イングランドで感動が広がっている。ハル・シティに所属する平河悠の試合後の振る舞いが、多くの人から称賛されているのだ。

 平河は現在、イングランドの実質2部リーグであるチャンピオンシップで戦っている。2024年7月に、FC町田ゼルビアからブリストル・シティへと期限付き移籍。昨年2月には完全移籍に移行し、その後は日本代表デビューも飾っていたが、今シーズンは徐々に出場時間を減らしていった。すると今年1月、同じチャンピオンシップでプレミアリーグ昇格を争っているハル・シティへと期限付き移籍することになったのだ。

 この環境の変化は、吉と出るかもしれない。ハル・シティでのデビュー戦で、交代出場ながらいきなりアシストを記録したのだ。

 続く現地時間1月24日のスウォンジー戦でも、交代でピッチに登場。チームのために走り、連勝に貢献した。

 試合終了後も、平河の足は止まらなかった。向かった先には、6歳の男の子がいた。

 そのロニーくんという少年は、熱心なハル・シティのファンであるという。いつもスタジアムに応援に駆け付けていたが、この日は出かけられるか分からなかった。学校でいじめられたことで、ショックを受けていたからだ。

 発達障害がある息子を心配し、母のミカエラさんはニューロダイバーシティ(神経多様性)についても知ってもらいたいと思い、この件をSNSに投稿。すると、自身のユニフォームを着て「必勝」と書かれたハチマキを巻く少年のために、平河がメッセージを送ったのだ。

「ハロー! 応援ありがとう! 今日の試合で会えるといいな。僕のユニフォームをあげるよ!」

 ロニーくんは、大好きなハル・シティの試合を観戦に訪れた。そして、平河も約束を守った。

 ピッチレベルに降りてきたロニーくんは、緊張した表情を浮かべている。その小さなファンに対して、平河は顔を近づけて優しく語りかけている。スタンドでは多くの人が笑顔と拍手で、その様子を見守っていた。

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