12月18日、静岡県で「2025 SBSカップ国際ユースサッカー」が開幕し、U-18日本代表が3-0で静岡ユースに勝利した。その先制ゴール、18歳MF木實快斗の豪快なゴラッソボレー弾が脚光を浴びた。
2007年生まれ以降の世代を対象に、2年後のU-20ワールドカップへ向けて発足したU-18日本代表。率いるのは今季まで湘南ベルマーレを率いていた山口智監督。JFAと静岡県サッカー協会の主催で今年で49回目となる歴史を持つ「SBSカップ国際ユースサッカー」が山口ジャパン発足後の初大会となった。
すでにトップチームでJデビュー済みの面々も多く名を連ねているが、新チームの初戦ということもあってか前半は0-0で終了する。後半9分に均衡を破ったのが、後半開始から左ウイングバックで出場していたMF木實だった。
右サイドを突破した大西利都はゴール前へ早めのクロスを送る。ボールがファーサイドまで流れてワンバウンドすると、大外から木實が走り込み、2バウンド前、空中にあるボールを左足でダイレクトボレー。角度のないところから飛び跳ねるようにして繰り出した弾丸シュートは、勢い良く逆サイドの右隅に突き刺さった。
C大阪U-18出身の木實は、トップ昇格1年目となる今季はJ3の北九州へ育成型期限付き移籍してリーグ戦26試合に出場した。その成長を豪快な1発で示した。










