「日本の宝!!」バイエルン谷川萌々子の欧州CL舞台での“逆足クイックシュート”が「もはや芸術点」の技巧ぶり!「両利きならではのタイミングの読めない技ありゴール」の画像
バイエルン所属の“なでしこ至宝”、20歳の谷川萌々子。撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)

 ドイツ女子ブンデスリーガバイエルン・ミュンヘンに所属する、なでしこジャパンMF谷川萌々子が欧州舞台でもその才能を見せつけた。

 現地12月17日に行われた欧州女子チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節で、バイエルンはヴォレレンガ・フォトバル(ノルウェー)と対戦。谷川はダブルボランチの一角としてスタメン出場した。その開始わずか2分だった。

 左サイドからカットインしたヨバナ・ダムンヤノビッチのシュートが相手DFに当たってコースが変わる。そのこぼれ球をフランツィスカ・ケットが拾うも、相手に対応されて後ろを向いた。そこに谷川が後方から素早くサポート。ケットのスピードのあるマイナスのパスに対して、走り込みながらそのまま左足インサイドで合わせて逆方向へ、鋭いグラウンダーのシュートを放った。

 ゴール前には多くのDFがいたが、谷川のコントロールシュートは、その隙間を縫ってゴール左隅へ。バレーボールのクイックアタックのようなタイミングでのシュートに、相手GKは反応でできずにボールを見送るだけだった。

 その後、PK失敗もあったバイエルンだったが、最終的には3−0での快勝。これでCLリーグフェーズ6試合を4勝1分け1敗として決勝トーナメントへのストレートインを確定させた。

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