現地11月27日、AFCチャンピオンズリーグ2 (ACL2)のグループリーグ第5節が行われ、ガンバ大阪が5-0で東方(香港)に勝った。高卒1年目ルーキー、名和田我空が待望のプロ初ゴールをゴラッソ弾でマークしている。
ACL2において4戦全勝のG大阪だが、11月25日にダニエル・ポヤトス監督の今季限りでの退任を発表したばかり。精神的な影響を懸念する声もあったが、前半4分に山下諒也が幸先良く先制点を奪ってリズムを掴むと、同19分に福岡将太、同33分にも安部柊斗が追加点。後半14分にデニス・ヒュメットが4点目を決め、敵地・旺角スタジアムに集まった約500人のG大阪サポーターの声が響いた。
さらに大きな歓声が轟いたのは後半30分だった。右CBの三浦弦太がペナルティエリア内に斜めのパスを送ると、4−2−3−1のトップ下として出場していた名和田が反応する。「本当に今日はゴールを取りたいと思っていた」という19歳は、浮き球を鮮やかにコントロール。対峙する相手DFに揺さぶりながらシュートスペースを生み出し、「迷いなく振れて良かった」と右足から放った豪快なシュートを逆サイドネットに突き刺した。








