ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンに所属するサッカー日本代表DF伊藤洋輝が、約8カ月ぶりに公式戦出場。アシストを記録して期待に応えた。
2024年夏にシュツットガルトからバイエルンに移籍した伊藤は、シーズン開幕前に右足中足骨を骨折。今年2月に新天地デビューを果たして好プレーを披露するも、3月末に再び中足骨を痛めて長期離脱を強いられていた。
新シーズンに入ってもリハビリを続けていた伊藤だったが、現地11月22日に行われた本拠地でのフライブルク戦で待望のベンチ入り。そして5-2で迎えた後半38分から交代で出場し、238日ぶりに公式戦のピッチに立った。
わずか1分後には結果を残してみせる。左サイドバックに入った伊藤は、自陣左サイドでボールを握てゆったりとキープ。右サイドにフリーのミカエル・オリーセを見つけると一気にギアを上げ、ワンステップで左足からロングフィードを蹴り出してオリーセの足元へピタリと合わせた。
美しい軌道のサイドチェンジを受けたオリーセは優位な状況で斜めへドリブルし、ペナルティエリアに沿うようにカットイン。最後は、左足でカーブをかけた豪快なミドルシュートをゴール左上に突き刺した。








