「ついに最終回…」U-17W杯で生まれた日本×メキシコ“一期一会の兄弟愛”が終焉! 宿泊ホテルでの送別会映像に「一生の宝物」「壁を越えてからもズッ友やで!」の画像
U-17ワールドカップで日本とメキシコの交流が話題となった(画像はイメージです) 撮影/中地拓也

 カタールで開催中のU-17ワールドカップから、U-17日本代表とU-17メキシコ代表の“送別会”映像が届いた。

 11月3日に開幕したU-17ワールドカップ2025は、カタールの複合スポーツ施設「アスパイア・ゾーン」での集中開催。日本とメキシコの選手たちが同じホテルに宿泊して食卓が隣同士になったことから交流が生まれ、両国の選手たちが試合の前や後にホテルのフロントでハイタッチやハグでの“見送り&出迎え”を行ってきた。他試合の結果によってメキシコの決勝トーナメント進出が決まった際には、両チームの選手たちが食事会場に一堂に会して抱き合って喜んだ。

 肩を抱き合っての“兄弟物語”にも終焉のときがきた。ラウンド32は両チームともに突破したが、ラウンド16で日本がU-17北朝鮮代表をPK戦の末に下したのに対し、メキシコはU-17ポルトガル代表戦で前半にレッドカードでの退場者を出したこともあって0−5と敗戦。大会を去ることになった。

 ひと足先に帰国することになったU-17メキシコ代表チームとの別れを惜しみながら、宿泊ホテルの一室で送別会が行われた。その様子をメキシコ代表のユースチームの公式エックス(旧ツイッター)が紹介している。

 映像では、U-17日本代表のキャプテンGK村松秀司がスペイン語で挨拶し、漢字で「一期一会」と記した色紙をU-17メキシコ代表チームにプレゼント。そして両チームの選手たちが一人一人、お別れのハグと挨拶を交わした。また、メキシコの背番号10のマキシモ・レイズと日本の背番号7の吉田湊海がユニフォームを交換する場面も見られた。

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