■シュート19本で今季最多タイの5得点
その後も千葉は勢いは落とさない。小林監督は後半28分、カルリーニョス・ジュニオ、杉山、エドゥアルドとゴールに絡んだ3選手に代えて、呉屋大翔、岩井琢朗、小林祐介をピッチに投入するとチーム全体が再加速し、後半33分に石川大地、同40分に呉屋がダメ押し弾。直近3試合で1ゴールだったことが嘘のように、最終的にシュート19本を放ち、第5節の愛媛FC戦以来、今季2度目で今季最多タイの5得点を奪った。
同じ日、2位・長崎が敗れたため、千葉はJ1自動昇格圏との勝点差を1とした。「全勝するしかない。全勝して自動昇格できなければ仕方がない」と、椿は言う。残り3試合は、藤枝MYFC、大分トリニータ、FC今治。追う側としてのシンプルな意思統一のもと、千葉が17年ぶりのJ1復帰へ向けて「前」へと突き進む。一方の札幌は1年でのJ1復帰に失敗した。
■試合結果
ジェフユナイテッド千葉 5-2 北海道コンサドーレ札幌
■得点者
7分 カルリーニョス・ジュニオ(千葉)
21分 スパチョーク(札幌)
50分 カルリーニョス・ジュニオ(千葉)
55分 椿直起(千葉)
78分 石川大地(千葉)
85分 呉屋大翔(千葉)
90+3分 青木亮太(札幌)



