【明治安田J2リーグ第35節 ジェフユナイテッド千葉vs北海道コンサドーレ札幌 2025年11月2日(日)14:03キックオフ フクダ電子アリーナ】撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■直近3試合1得点、立ち上がりから仕掛ける
気温21度、湿度61%。曇り空のフクダ電子アリーナには、1万6703人の観客が来場し、スタンドを埋め尽くしていた。
振り返ると10月、千葉は第32節で2位のV・ファーレン長崎に0−2で敗れたものの、続く第33節で首位・水戸ホーリーホックに試合終了間際の劇的ゴールで1−0勝利を収めた。しかし、前節はブラウブリッツ秋田にスコアレスドロー。3試合でわずか1得点の攻撃陣が課題だった。
迎えた11月、2位と勝点4差の3位でこの日を迎えた千葉は「どれだけ勝点3を積み上げられるかが求められていること」(小林慶行監督)という中、立ち上がりからシュートの意識を高く持ち、積極的に仕掛ける。そして開始早々の前半7分に右サイドからの杉山直宏のクロスにカルリーニョス・ジュニオが頭で合わせ、幸先良く先制ゴールを奪った。
その後、J1復帰へ向けて後がない札幌が反撃し、前半21分にスパチョークが同点ゴールを奪う。勢いを削がれてしまった千葉だったが、後半に入ると再び「前」への積極性を取り戻して試合のペースを握り、後半5分にエドゥアルドのクロスに再びカルリーニョス・ジュニオが頭で合わせ、この日2点目をゲット。さらに同10分には椿直起がゴールネットを揺らし、3−1とリードを広げた。








