元JリーグMVPが「代表に選ばれていいレベルだよ」とイングランドで躍動! 岩田智輝の右SBながら1得点1アシストのMOTMプレーハイライトに「SBとして生きていくのは全然あり」の画像
JリーグMVPに輝いた横浜F・マリノス時代の岩田智輝 撮影/中地拓也

 現地11月1日、チャンピオンシップ(イングランド2部)第13節が行われ、バーミンガム・シティが4−0でポーツマスに大勝。右サイドバックとしてスタメン出場した岩田智輝が1ゴール1アシストでMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選ばれる活躍を見せた。

 岩田は、大分トリニータの下部組織で育ち、2016年にトップ昇格。2021年に横浜F・マリノスへ移籍するとボランチ、センターバックの両ポジションで傑出した働きを見せ、2022年にはリーグ優勝の立役者としてリーグMVPに輝いている。

 2023年にセルティックへ移籍してからは不遇の時を過ごしたが、2024年夏の移籍でバーミンガム・シティ(当時3部)に加入して大活躍。2部昇格を果たした今季はボランチを主戦場としながら、第9節からは右サイドバックとしてスタメン出場を続けている。

 ポーツマス戦でも岩田は攻守に躍動した。攻撃時には豊富な運動量と鋭い右足クロスでチャンスを作り、守備時には対人能力の強さを見せる。ボックス内まで攻め上がって迎えたGKとの1対1は相手GKの好セーブに阻まれたが、後半11分に今季初ゴールをマーク。左コーナーキックのチャンスでニアサイドから絶妙なバックヘッドを決めた。さらに後半43分には、相手陣内の中央付近から前線へ送ったパスでケシ・アンダーソンのミドルシュートを引き出し、今季初アシストも記録した。

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