
現地10月17日、フランス2部リーグ・ドゥ第10節が行われ、スタッド・ランスに所属するサッカー日本代表のMF中村敬斗が代表帰りで即、華麗かつ強烈なゴールを決めた。
10月14日の国際親善試合ブラジル代表戦にスタメン出場して、右足ボレーでの同点ゴールを決めた中村は、日本からフランスへの長距離移動を経て中2日での敵地のロデーズ戦に疲れも見せずにスタメン出場。そして、いつものように中盤左サイドに入ると、0―1で迎えた前半アディショナルタイムに“輝き”を放つ。
相手陣左サイドでパスを受けた中村は、スピードを緩めながら相手DFと対峙すると、オーバーラップした味方SBをオトリに使いながら中央へ切り返し、マルシャル・ティアにパスを渡してボックス内へ。そしてティアからの縦パスをテディ・テウマがダイレクトで叩いたところに走り込むと、ゴール前での狭いスペースの中で巧みなボールタッチから冷静に右足一閃。鋭いシュートをゴール右隅のゴールネットに突き刺した。
ゴールを決めた後、中村は「当然」と言わんばかりの表情。これで中村はリーグ戦2試合連続ゴール。チームは2−2の引き分けに終わったが、中村自身は戦列復帰後5試合連続のゴール関与で今シーズン通算3得点2アシストとした。