■「何かやってくる」ガーナ、ボリビア
大住「9月の親善試合でも、アメリカは日本のウィングバックに守備をさせるサッカーをしていたからね」
後藤「そうだよ。ほとんどのチームは日本対策として、何かやってくるに決まっているんだから。そういう相手にきちんと勝つ姿を、次は見たいね」
大住「相手が何をやってくるかを読んで、その上を行かないといけないわけだよ。そういうことを考えるのは、名波浩コーチの仕事になるのかな」
後藤「9月の2試合とパラグアイ戦では、日本対策を乗り越えられなかったからね」
大住「11月の親善試合は、14日(豊田)がガーナ、18日(国立)はボリビアになった。ブラジルに勝った日本はどういうチームなのか分析して、弱点を探って、そこを突こうとしてくるだろうね。どんな対策をしてくるのか、どうやってその上を行くのか、楽しみだね」
後藤「9月に対戦したアメリカとメキシコ、そして今回のパラグアイが、いろいろな日本対策のお手本を見せてくれたから、ボリビアとガーナは自分たちならどうするのがいいかと考えてくるだろうね。それを打ち破ったら、日本の実力は本当に世界のどんなチームを相手にしても通用すると認めるよ」
大住「だから、この時期に対戦するには、ちょうどいい相手かもしれないね。イタリアやイングランドが相手だったら、また死んだふりをしないといけないから」