
現地9月28日、オランダ・エールディヴィジ第7節が行われ、フェイエノールトが1−0でフローニンゲンを下した。サッカー日本代表FW上田綺世が今季6ゴール目を挙げてチームを勝利に導いた。
ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ第1節ブラガ(ポルトガル)戦を休養した上田は、4−3−3のCFでリーグ戦開幕7試合連続のスタメン出場。敵地で今季4勝2敗の好スタートを切った相手になかなかチャンスを作れない中、上田は前半38分にボックス内にドリブルで切り込んでの右足シュートを放つも、相手GKの好セーブに防がれる。しかし、ここからエースの証を見せる。
0−0で折り返した後半5分、右サイドからのクロスが逆サイドまで流れると、ジョーダン・ボスがフェイントで仕掛ける間に、ゴール前にいた上田が巧みな動きで相手DFのマークを一瞬で外す。そこに鋭いクロスボールが入ると、ゴール中央から体を投げ出しながらのダイナミックなヘディングシュートを放ち、ニアサイドのゴールネットに突き刺した。
これで上田はリーグ戦7試合6ゴールで、得点ランキング単独トップに立った。チームも1-0で逃げ切りに成功して、開幕7試合を6勝1分けの絶好のスタートで首位をキープしている。