■RB大宮は15分までに2失点…
RB大宮をホームに迎えた磐田も、「待ったなし」の状況である。前節の藤枝MYFC戦に敗れ、J1昇格プレーオフ圏の5位から7位へ転落していたのだ。連敗は許されない。
磐田にとっては試合の入りが難しかったはずである。相手は監督交代後の初戦ということで、システムやメンバーが読みにくいからだ。そのなかでポイントになるのは、自分たち主導で準備ができるセットプレーだっただろう。
果たして、試合が動いたのは磐田の左CKからだった。10分、この試合最初のCKで、4人の選手が固まりを作る。マンツーマン対応の相手にマークをさせにくくしつつ、CKのターゲットをフリーにする狙いだ。そのとおりに左CBヤン・ファンデンベルフがファーサイドへ逃げてフリーになり、ヘディングシュートを突き刺したのだった。
1対0と先行した磐田は、直後の14分にもネットを揺らす。CF渡邉りょうがセンターライン付近でスローインを受けると、鋭いターンで相手のダブルボランチを同時に振り切る。そのまま左サイドで数的優位を作り出すと、左ウイング倍井謙のクロスをゴールエリア内のMFグスタボ・シルバがヘディングでプッシュした。CBの間にポジションを取ったグスタボ・シルバを、RB大宮の守備陣はつかまえきれなかった。
開始から15分弱で、磐田は2点のリードを奪ったのである。








