
女子サッカーWEリーグのアルビレックス新潟レディースに所属する、元なでしこジャパンのFW川澄奈穂美の誕生日直前のメモリアルゴールに称賛の声が寄せられた。
日本体育大学から2008年にINAC神戸レオネッサに入団した川澄は、スピード豊かな右ウイングとして活躍し、同年5月になでしこジャパンデビュー。2011年の女子ワールドカップドイツ大会では背番号9を背負い、準決勝のスウェーデン戦で2得点を挙げ、決勝・アメリカ戦でもスタメンフル出場。優れた技術とシュートセンス、豊富なスタミナで世界一に貢献した。その後、アメリカでのプレーを経て、2023年7月に新潟に加入した。
そして新潟での3シーズン目を迎えた今季、キャプテンを務めながら9月20日に行われたWEリーグ第7節セレッソ大阪ヤンマーレディース戦にスタメン出場する。そして前半35分、左サイドからの園田瑞貴のクロスボールに逆サイドから飛び込み、豪快なダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。
これが川澄にとって今季初ゴールにして、新潟のクラブとして記念すべき通算100ゴール目。試合後のインタビューでは、最後に3日後の9月23日に誕生日を迎えることを触れられると「ありがとうございます」と笑顔を見せながら、両手で「永遠の24歳」をチャーミングにアピールした。