
J2のRB大宮アルディージャが、新たな強化スタッフの加入を発表した。イングランドでの見事な経歴や、やってくれそうな見た目に、早くも多くの人が期待の声を上げている。
今シーズン、1年でJ2への復活を成し遂げたRB大宮は、上位争いを続けてきた。第30節では3連敗となる黒星を喫して8位へと後退したが、上位はかなりの大混戦。まだまだJ1昇格の可能性を残している。
その大宮に、頼もしいスタッフが加わった。レッドブルグループの国際的な力を活かして、スチュアート・ウェバー氏をヘッドオブスポーツとして迎えたのだ。
ウェバー氏はまだ41歳だが、ヨーロッパでの豊富な経験を携えている。母国ウェールズで最古の歴史を誇るレクサムでアカデミーのスカウトやコーチを務めた後、2009年に国内スカウトとしてリバプールに加わった。クイーンズ・パーク・レンジャーズやウルバーハンプトンなどで働き、2017年からはノリッジ・シティでスポーティング・ディレクター(SD)に就任。ノリッジでの7年間では、2度のプレミアリーグ昇格を成し遂げた。
RB大宮では、「トップチームの運営や選手の獲得、パフォーマンス分析、ユース育成などを含む、スポーツ部門の全てを統括」するとクラブの公式サイトで発表されている。また、本人の「非常に野心的なプロジェクトの一員となれるユニークな機会であり、エキサイティングな挑戦だと感じています。RB大宮アルディージャには、日本サッカー界のリーダーになるための必要なすべての要素が揃っていますし、このクラブのスポーツ部門の未来を前に進めるための手助けができることを楽しみにしています」とのコメントも伝えられた。