
元なでしこジャパンの永里優季さんの引退試合が9月15日、神奈川県厚木市の荻野運動公園陸上競技場開催され、世界一メンバーなど豪華なゲストメンバーが集結した。そこに異端の伝説的な元Jリーガーが“乱入”したようだ。
日テレ・ベレーザでプロのキャリアをスタートした永里さんは、国内外11クラブでドプレー。なでしこジャパンではエースFWとして2011年の女子ワールドカップ優勝に貢献し、歴代2位となる代表通算58得点を挙げた。その永里さんの現役試合には、澤穂希さんを筆頭にした元なでしこメンバーのほか、水野晃樹氏、太田宏介氏などの男子選手たち、さらに永里さんの兄・源気さん、妹・亜紗乃さんも参加した。しかし、そこに「呼んでいない」人物がいた。
その人物とは、京都・山城高校時代に「和製フリット」と称され、高校選手権決勝で途中出場して国立を沸かせ、その後にヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)入りした石塚啓次氏だ。
センス抜群のプレーで観る者を魅了すると同時に、その風貌と発言で異端児として扱われた石塚氏の“飛び入り参加”を、永里さんが自身の公式エックス(旧ツイッター)で報告。「試合前ユニフォーム着てスタンバッていたのを見て思わず“呼んでないんですけど!”って本人に向かって言いましたよもちろん!笑」、さらに「ちなみに私は石塚さんと知り合いでもなんでもありません」と続けた。