
■「絶好のチャンスを、絶好のチャンスにし切れない」
味の素スタジアムには3万7424人。東京ダービーという性格上、熱気があり、選手の気迫も感じられたが、蒸し暑くもあった。
FC東京のホームゲームだが、東京Vの城福浩監督は1点が取れなかった試合を悔しそうに振り返った。
「プロでやって1年目、2年目の選手たちが多い。でも、この試合でそんなエクスキューズは通用しない。選手事情とかクラブ事情がという言い訳が通用する世界じゃない。そんなこと言ってるなら、やめたほうがいいんです。名前負けしたというのは情けないんです。僕がそうさせてしまったかな。出た選手は特徴を出してくれた。でも、絶好のチャンスを、絶好のチャンスにし切れないのが出たかな」