Ｊ１川崎フロンターレの伊藤達哉が止まらない。９月７日に行われたルヴァンカップ準々決勝・第２戦で浦和レッズ相手に公式戦５試合連続ゴールを決めた。
４−２−３―１の右ＭＦとして、スタメン出場した伊藤。１−１（２戦合計２−２で）迎えた後半４３分だった。ボランチの山本悠樹からのショートパスを相手陣内中央で受けると、細かいタッチでのドリブルで中央左サイドへ持ち運ぶ。すると、ペナルティーエリア手前で浦和ＭＦ柴戸海と対峙した直後に鋭いフェイントから右足一閃。相手の足に当たりながらも、強烈なシュートがゴール右上に突き刺さった。
柏レイソルＵ－１８から海外移籍を果たし、ドイツ、ベルギーで９年間プレーして、今年１月に川崎に加わった逆輸入ドリブラー。今季が初のＪリーグ舞台となったことで未知数な部分もあったが、開幕直後から好フォーマンスを続け、ＡＣＬＥでも圧巻のゴールを決めた伊藤は、このゴールで８月１６日のＪ１リーグ第２６節のアルビレックス新潟戦からリーグ戦３試合とルヴァンカップ２試合の５試合連続ゴール（計６得点）をマークした。
