■「もっとチャンスを増やしたかったな」
クライフターンは、1970年代に世界を席巻したトータルフットボールの心臓だった元オランダ代表のヨハン・クライフ氏が得意としたフェイント。三笘もこれまで幾度となく披露してきたが、今回の“浮き球クライフターン”は何度もスロー映像で繰り返し見たくなる美しさだった。
この日の試合後のフラッシュインタビューで、「決め切れればもっと楽な展開にできたと思いますけど、最後のところでなかなか決定力がなくて、後半はボールを持たれる時間も長くてチャンスも少なかった。もっとチャンスを増やしたかったなという印象です」と振り返った三笘。次の試合ではゴールに直結する美技を見せてもらいたい。