
現地9月6日(日本時間7日)、国際親善試合で日本代表がメキシコ代表と対戦して0−0の引き分け。試合後のMF南野拓実は後半立ち上がりの“惜しいボレー”を悔やんだ。
アメリカ・オークランドで開催された一戦。森保ジャパンは3−4−2−1システムを敷き、立ち上がりから積極的なプレッシングから試合の主導権を握るも、決定機を作り出すまでには至らずに0−0でハーフタイムを迎える。そして迎えた後半8分だった。
自陣からのビルドアップでボランチの鎌田大地のくさびのパスを受けたFW上田綺世が右サイドの堂安律へ。そこからボックス内の久保建英へパスが通ると、久保がゴールライン手前から右足クロスをファーサイドへ送り、フリーとなっていた南野がダイレクトボレーでゴールを狙った。だが、シュートは勢いこそ十分もゴール上への枠外へと外れた。
シュートの難易度は高いが、「南野ならば」と期待した決定機。シュートを外した南野も思わず頭を抱えて悔しがり、試合直後のフラッシュインタビューでも「勝って終えることができれば僕たちにとって自信になったし、それをできるチャンスがあった中で決めきれなかったのはすごい悔しいです」と語りながら、自身の決定機に「最低限枠を捉えないといけないシチュエーションだった」と唇を噛んだ。