■「彼のデビュー戦でのいいプレーにしっかり応えたい気持ち」
試合後のフラッシュインタビューで伊藤は、前半12分からプロ初出場で体を張ったディフェンスを披露した中、ユンカーのレッドカードを誘発し、流血した頭に包帯を巻いて最後までプレーしたDF神橋の名前を挙げ、「すごい体張って冷静に守備して、あいつが頭から血を流して相手のレッドカードもらってくれた。彼のデビュー戦でのいいプレーにしっかり応えたい気持ちがあった。1人少ない相手に追いつかれたときは情けないって思ったんですけど、最後に意地を見せられた」と語った。
そして、この劇的な後半50分の劇的かつ切れ味抜群の決勝ゴールに対して、ファンからも「上手すぎるわw」「この上半身のフェイント痺れるわすげー」「この時間帯にこれできんのバケモンやろ」と脱帽の声。さらに「すげぇー試合」に加えて、ユニフォームを脱いだ伊藤の姿に「見よこの肉体美」のコメントなども寄せられた。
川崎はこれが4試合ぶりの勝利。「まだ自分たちは何も諦めてない。自分のゴールやアシストでチームを勝たせてはいいける選手になりたい」と伊藤。その言葉に相応しい圧巻のゴールだった。