
スペイン、ラ・リーガのFCバルセロナが、新シーズンに着用するセカンドユニフォームを発表した。世界的なプロバスケットボール選手とコラボした傑作に、世界中のバルサファンが喜びの声を上げた。
バルサは「クラブ以上の存在」というスローガンを掲げていることで知られる。まさに、その言葉のとおり、多くの人が競技や国境の壁を越え、チームに敬意を払っている。
そうしたひとりが、米国のプロバスケットボール、NBAのレジェンドであるコービー・ブライアント氏だ。2020年に41歳の若さで亡くなった同氏は、競技の枠を超えてバルサを愛したことでも知られる。そのつながりは相思相愛であり、クラブや所属選手たちもまた、同氏と愛情を持って接してきた。
そのレジェンドとの絆が、このたび形になった。新シーズンのセカンドユニフォームが、同氏のブランドとのコラボ作品となったのだ。
基本カラーがクリーム色がかったゴールドであるのは、コービー・ブライアント氏がプレーしたチームのクラシックカラーに触発されたものだという。襟と袖は黒とペルシャバイオレットで引き締められており、パンツは黒。そのブラックは、エンブレムにも用いられているのだが、興味深いのは2つのエンブレムだ。通常はクラブとユニフォームサプライヤーのものがデザインされるが、このユニフォームではサプライヤーのナイキではなく、コービー・ブライアント・ブランドのロゴである「コービー・シース」が採用されている。