■「ドリブル」「ワンタッチのつなぎ」…で翻弄
ソシエダは16分にオーリ・オスカールソンのヘッドで順調に先制。全体のコンディションも長崎戦より良く、試合は戦い方を確かめるプレシーズンマッチとして機能した。
スコアが動いてからも久保は、キレのあるプレーを披露し続ける。サイドから内側に入ってボールを引き出し、ドリブルだけでなくワンタッチでのつなぎやスルーパスを織り交ぜる久保を、横浜守備陣は捕まえることができなかった。
42分には久保のスルーパスで獲得したPKをオスカールソンが決め、2点差に。
自身に2度訪れた決定機にゴールを奪うことこそできなかったものの、順調にコンディションが上向いていることを存分に感じさせる好パフォーマンスを見せた久保。
今季は欧州カップ戦への出場権がなく、その去就にも注目が集まっているが、ソシエダにとって重要な戦力であることに疑いの余地はない。
久保やアリツ・エルストンド、オスカールソンらフィールドプレーヤーは、ハーフタイムで総入れ替えに。試合は終盤に横浜が1点を返し、1-2で終了した。
■試合結果
横浜FC 1-2 レアル・ソシエダ
■得点
16分 オーリ・オスカールソン(ソシエダ)
42分 オーリ・オスカールソン(ソシエダ)
86分 山崎浩介(横浜)



