
7月20日、J1リーグ第24節が行われ、注目の上位対決は4位の鹿島アントラーズが3-2で首位の柏レイソルに勝利した。その鹿島の先制点、FWレオ・セアラの圧巻の長距離弾が大きな話題となっている。
「茨城県立カシマサッカースタジアム」がネーミングライツ契約によって、「メルカリスタジアム」に変更されて最初の試合。その開始わずか5分だった。相手のビルドアップに対して、鹿島イレブンが連動したプレッシングを仕掛け、相手陣センターサークル付近で小池龍太と舩橋佑が2人がかりでボールを奪取。そのこぼれ球に、レオ・セアラが反応する。
ゴールまではかなりの距離があったが、目下、得点王レーストップを爆進するブラジル人ストライカーは前を向くと、迷うことなく右足を振り抜いた。すると、ゴールまでの約35メートルの距離が一瞬に感じるほどの、強烈かつ美しい軌道のシュートがゴールを襲い、少し前に出ていたGK小島亨介の頭上を越えてゴールネットを揺らした。
この度肝を抜くゴールに、DAZNの放送で解説を務めた林陵平氏も「いやぁ、鳥肌立ちましたよ」と脱帽。スタジアムのボルテージも一気に最高潮になった。