
【EAFF E-1サッカー選手権 日本代表VS中国代表 2025年7月16日(水)16:00キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■強い雨が降る中の「最終戦」
勝利したほうが優勝、という状況で迎えた最終戦は、強い雨が降る中で行われた。
ニルス・ニールセン監督は日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属の樋渡百花(ひわたり・もか)19歳を先発に抜擢。雨で思うようにボールがつながらない中、積極的なドリブルで前を目指した。
樋渡や中嶋淑乃、吉田莉胡らがボールを進める日本に対し、中国は守備に集中しつつ、大きな展開で1発を狙うという構図に。
互いにチャンスが少ないまま、時間だけが過ぎていった。
時間とともにゴール前でのプレー自体が少なくなり、滝川結女や成宮唯が飛び出す場面も生まれなかった。
攻撃が不発に終わった日本だが、守備ではエヴァートン入りが決まっている秋田県出身の22歳、石川璃音とキャプテンの高橋はなを中心に手堅く守り、0-0で前半を終えた。