
7月8日の香港戦を6-1、12日の中国戦を2-0と連勝し、2025年E-1選手権(龍仁)の事実上の決勝戦と位置付けられた15日の韓国戦に挑んだ日本代表。
ホン・ミョンボ監督率いる韓国はこれまで対峙してきた相手とは全く異なるレベルのチーム。GKチョ・ヒョヌ(21番=蔚山)、DFキム・ジュソン(4番=FCソウル)、MFイ・ドンギョン(10番=金泉尚武)、FWオ・セフン(町田)ら2026年北中米ワールドカップ(W杯)最終予選の常連組も何人か含まれる陣容で、日本としても細心の注意を払いながらゲームを運ぶ必要があった。
観客数も初めて2万人近くにのぼり、アウェームードも漂う中、日本は開始8分にキャプテンマークをつける相馬勇紀(町田)とブレイク中のジャーメイン良(広島)のホットラインが開通。ジャーメインの豪快な左足シュートが決まり、先制に成功した。
「特に先制点は大事だと思っていましたし、決勝で韓国相手にっていうのも自分としては大きな意味があると考えていた」と語る30歳の点取屋は、2013年韓国大会の柿谷曜一朗、2022年日本大会の町野修斗(キール)の3ゴールを上回る5ゴールをゲット。この時点で得点王を確実にする。