
7月15日、韓国開催のEAFF E-1サッカー選手権の最終戦、日本代表が韓国代表と対戦。その立ち上がりに生まれたジャーメイン良の先制点に話題が集まった。
今大会2連勝同士の対戦となった日韓戦。日本は第2戦の中国代表戦のスタメンから10選手を変更し、初戦のホンコン・チャイナ戦のスタメン11人中9選手が試合開始のピッチに立った。そして、代表デビュー戦となったホンコン・チャイナ戦で4得点と大爆発したジャーメインが、再びゴールネットを揺らした。
前半8分のことだった。その直前の韓国FWナ・サンホのシュートがポストに当たって救われた日本は、GK大迫啓介からボールをつないで、左サイドの相馬勇紀へ。今大会で“違い”を見せている相馬は、アタッキングゾーン手前で切り返して右足クロス。柔らかい軌道のボールがゴール前に入ると、飛び込んだジャーメインが左足ダイレクトボレーで合わせて、ゴールネットを揺らした。
これでジャーメインは今大会3試合で5ゴール目。そのうち相馬が3アシスト。初戦のホンコン・チャイナ戦に続いてジャーメインが高い決定力を見せつけ、相馬とのホットラインを鮮やかに開通させた。