■右ウイングバックははたして

 ウイングバックは、香港戦同様の右に久保藤次郎、左に相馬勇紀か。難しいのは右ウイングバックで、香港戦で1アシストしながらも不完全燃焼だった久保がそのまま入るか、あるいは、中村草太や佐藤龍之介を起用するのかというところ。中国戦では望月ヘンリー海輝が右ウイングバックとしてフル出場していた。
 中村はウイングバックでの出場にも意欲的な姿勢を見せており、ここまで2試合とも途中出場。一方の佐藤はシャドウで先発して後半25分までプレーしていた。
 2シャドウ1トップは香港戦と同じく、垣田裕暉を最前線に、ジャーメイン良と宮代大聖となるか。垣田はここまで香港戦の45分だけの起用に留まっており、ここでアピールしたいところ。出場すれば3試合連続となるジャーメイン良は、代表デビュー戦となった香港戦でまさかの4得点を決めていた。ライバルのFW山田新も「取りすぎ」と驚く、怪物級の活躍を見せていただけに、得点王獲得に向けてさらに記録を伸ばしたい。
 ここまで観客数が伸び悩んでいるE―1選手権だが、ここに来て注目度は抜群。日本代表は優勝できるか、大一番のキックオフは19時24分だ。

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