
今季チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うサウサンプトンに所属する、MF松木玖生の“イングランドデビュー戦”でのプレアシストシーンに称賛の声が寄せられた。
青森山田高校3年生時に主将&エースとしてタイトルを総なめにして「キング」とも呼ばれた松木は、高卒1年目からFC東京でレギュラーとして2シーズン半プレー。2024年夏にサウサンプトンと契約を交わすと、初年度はトルコ1部ギョズテペで武者修行して公式戦34試合に出場。6ゴール5アシストと結果を残し、今夏にサウサンプトンに再合流した。
昨季のプレミアリーグで最下位となって2部降格したサウサンプトンは今夏、スタッド・ランス時代に伊東純也、中村敬斗を指導した経験を持つ32歳の青年指揮官ウィル・スティル監督を招へい。現地7月12日に、新体制初実戦となるプレシーズンマッチが行われ、イーストリー(5部)と対戦した。
そこで松木は背番号14を着用し、日本代表DF菅原由勢とともに1−1で折り返した後半から出場。すると後半35分、中央から左サイドにパスが渡ったタイミングで、松木が中央でタイミング良くボールを受ける。そこから再び右サイドに展開する格好を見せながら、ライン間に入り込んだ味方へ巧みな縦パスを送る。そこからキャメロン・アーチャーが逆転ゴールを奪い、2−1で試合が終了した。