
J1京都サンガF.C.からドイツ1部マインツへ期限付き移籍することが発表された、MF川﨑颯太が現地でのチーム練習に初参加。その直後の英語インタビューでの“パーフェクト”な受け答えが話題となっている。
2001年7月30日生まれで、現在23歳の川﨑は、山梨県甲府市出身。小学、中学とヴァンフォーレ甲府の下部組織で育った後、文武両道を求めて立命館宇治と提携する京都U-18に加入。2020年にトップ昇格を果たし、1年目から主力として活躍すると同時に、立命館大学社会学部に進学。2024年3月に卒業という経歴も持っている。
今夏、E-1選手権のメンバーに選ばれ、自身2年ぶりの日本代表招集となったが、マインツからのオファーを優先して渡独。現地7月8日にメディカルチェックなどを済ませると、翌9日には両クラブから期限付き移籍が発表され、同日のチーム練習に合流した。チーム練習で川﨑は、マインツの赤いシャツを着て汗を流し、ゲーム形式のメニューでは黄色のビブスを着用。チームメイトとなった1学年上の佐野海舟ともプレーした。
その練習終了直後の川﨑への“突撃インタビュー”の様子が、クラブ公式SNSで公開された。そこで川﨑は、通訳を介さずに流暢な英語で受け答え。「(昨日は)忙しい日だったよ。メディカルチェック、サイン、書類関係、本当にハードなスケジュールだったね」とユーモアも交えながら、初練習の感想、同じ日本人の佐野、他のチームメイトたちの印象などを語っており、その言葉遣いと配慮された内容に、インタビュアーから最後に「パーフェクト!」と称賛されている。