後藤健生の「蹴球放浪記」第272回「紫外線との付き合い方」の巻(1)日本代表「最年少ゴール」記録を持つストライカーの「松崎しげる超え」中東遠征での“影の努力”の画像
代表「最年長ゴール」はラモス瑠偉の36歳85日。では、代表「最年少ゴール」記録保持者は? 撮影/原壮史(Sony α1使用)
【画像】日本代表「最年少ゴール」記録を持つストライカーの代表デビュー戦

 日本各地で「梅雨明け」が続いている。今年の夏も、厳しい暑さになることが予想されるが、暑さとともに気になるのが「紫外線」だ。炎天下でも試合があるサッカー選手たちは、紫外線とどう付き合っているのか? そして、蹴球放浪家・後藤健生が考える、サッカーをするうえで地球上で一番、厳しい紫外線にさらされる場所とは? 

■世界各国で猛威を振るう「山火事」

 北半球は6月の後半から猛暑に見舞われています。日本列島各地は連日の猛暑日。FIFAクラブ・ワールドカップ開催中の北アメリカも、西ヨーロッパ各地も、どこでも猛暑が続き、各所で山火事が猛威を振るっているようです。

 気候変動対策は一刻を争うのではないでしょうか? ドナルド・トランプ様!

 6月の猛暑ということで、とくに気をつけないといけないのが紫外線です。

 ご存じのように6月下旬は夏至の時期に当たります(2025年の夏至は6月21日)。

 夏至は北半球では「1日の長さが最も長い日」であり、太陽が南中したときの角度が最も高くなる日です。つまり、太陽の光が頭の真上から降り注ぐわけです。

 太陽光が真上から届くということは、光が斜めに差し込んでくるのと比べると、光が地表に達するまでに通過する空気の層が薄いため、太陽光が強くなるわけです。ですから、7月、8月に比べると、6月後半は紫外線がさらに強いというわけです(紫外線だけでなく可視光でも赤外線でもそうですが)。

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