
トットナムに新しい日本人選手が加わった。といっても、噂されている選手ではなく、違う日本人選手の加入が発表され、ファンの間に驚きが広がっている。
トットナムと日本には、縁がある。2003年には、日本代表だった戸田和幸氏が加入。昨季までは、元横浜F・マリノス監督のアンジェ・ポステコグルーが率いており、セルティックで共闘した選手を連れてくるのではとの噂も流れた。女子チームでは、元なでしこジャパンの岩渕真奈氏がプレーしていたこともある。
そして今オフ、新たな日本人が加わるとの情報が流れた。国内外の報道で、川崎フロンターレのDF高井幸大が完全移籍で加入すると伝えられており、クラブも海外移籍を前提としてチームを離れることを明かしていた。
世界最高峰と言われるイングランドでプレーすれば、高井の才能はさらに伸びることだろう。まだ20歳のタレントの今後に、イングランドでも日本でも期待が高まっている。
そんな折、トットナムがSNSで新戦力の加入を発表した。しかも、日本代表選手である。
高井の加入発表かと思われたが、期待は空振りに。だが、うれしいサプライズが待っていた。なでしこジャパンの古賀塔子が、2029年6月までの契約に合意したとの発表があったのだ。
古賀はまだ19歳のセンターバック。JFAアカデミー福島で育ち、2023年には早くも代表デビューを飾っている。
昨年1月に、オランダのフェイエノールトへと移籍。期待されていた、さらなる飛躍が、早くも実現した格好だ。