
フランス1部リーグ・アンの公式エックス(旧ツイッター)が「日本のスター」として公開したMF伊東純也の日本代表ユニフォーム写真が話題を集めた。
1993年3月9日生まれの伊東は現在32歳。ヴァンフォーレ甲府、柏レイソルで実績を残した後、2019年2月にKRCヘンク(ベルギー)に移籍し、2022年7月にスタッド・ランスに加入した。以来3シーズンに渡って活躍を続け、リーグ・アン通算99試合に出場して13ゴール17アシストをマーク。チーム、さらにはリーグを代表するスター選手となった。
日本代表には2017年12月のE-1選手権でデビュー。右サイドからのスピード抜群のドリブル突破を武器に“イナズマ純也”の二つ名とともに活躍を続けているが、今回リーグ・アンが公開した写真で伊東が着用している日本代表ユニフォームは、デビューよりも遥か以前、産まれた頃のものだった。
そのユニフォームは、1992年のアジアカップ広島大会から1996年2月まで着用され、1993年10月のドーハの悲劇でも着用されたモデル(サプライヤーはプーマ、アシックス、アディダスの3社が持ち回り)の白ベースのアウェイ用ユニフォーム。日本サッカー協会のシンボルで、エンブレムにも描かれている八咫烏(ヤタガラス)の羽がモチーフとなっている模様のデザインが特徴的で、日本代表史上初めてのオリジナルモデルとされる一着だ。