
J1の浦和レッズのサポーターが、世界を驚かせた。クラブ・ワールドカップに出場しているチームとともにアメリカに乗り込み、「規格外」の光景を見せつけた。
ついに始まったクラブ世界一を決める戦い。世界中から32チームがアメリカに集結し、クラブW杯の大舞台で競い合っている。
ヨーロッパからはUEFAチャンピオンズリーグ優勝のパリ・サンジェルマンや賢人ペップ・グアルディオラが率いるマンチェスター・シティなどが出場。サッカー王国ブラジルからもパルメイラスなどが参加し、クラブ世界一を決めるにふさわしい顔ぶれとなっている。
アジアからは4か国の4チームが出場。その一角を担っているのが浦和である。
浦和は組み合わせ抽選の結果、グループEに入った。アルゼンチンのリバープレート、メキシコのモンテレイ、イタリアのインテル・ミラノとノックアウトステージに進める上位2枠を争う。
浦和は現地時間6月17日、早くも初戦を戦った。相手はインターコンチネンタルカップを制したこともあるリバープレートである。
結果的に、試合は浦和にとって悔しいものとなった。開始12分に先制を許し、後半早々に追加点を奪われると、松尾佑介のPKで1点を返したものの、さらに1点を奪われて1-3で敗れた。
だが、浦和はしっかりと爪あとを残した。世界が浦和のサポーターに目を奪われたのだ。
対戦相手の母国であるアルゼンチンのメディアも、スタジアムで大声援を送る浦和サポーターの姿を動画でSNSに投稿。その様子にはアルゼンチンの人々も驚きの声を上げていた。