「惜しいーーー!」「4人いたのに」サッカー日本代表の新10番・久保建英の豪州DF陣を手玉に取るキックフェイントからの右足シュートが惜しい!「やはり久保くんはレベチ」の声の画像
オーストラリア戦で10番を背負った日本代表の久保建英。やはり別格なのか?撮影/原悦生(Sony α‐1使用)

 6月5日、2026北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第9節が行われ、日本代表が0−1でオーストラリア代表戦に敗れた。今予選初黒星を喫した日本だったが、新10番の久保建英のプレーには称賛の声が寄せられた。

 前日に24歳の誕生日を迎えた久保。新戦力発掘を目的に大幅に招集メンバーが入れ替わった中、リーダーとしての役割を期待され、そして背番号10を与えられた。出番は0−0の後半19分から。佐野海舟との交代でピッチインし、鎌田大地をボランチに下げた中で、右シャドーの位置に入った。

 迎えた後半35分、久保が魅せた。左サイドからのグラウンダーのクロスを、相手DFがスライディングでカットしてコースが変わったセカンドボールに久保が反応。ペナルティーエリアのライン上で右足トラップして前を向くと、ブロックにきた4、5人のオーストラリアDF陣を左足での鋭いキックフェイントで全員手玉に取り、右足でカーブをかけたシュートを放った。

 久保の右足シュートの軌道に多くのファンが思わず息を呑んだが、ゴール右隅を狙ったシュートは惜しくも枠外へ。ゴールならずも、背番号10の久保が“違い”を見せたシーンだった。

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