
J1ガンバ大阪の来日2年目のブラジル人ウインガー、ウェルトンの髪色に大きな注目が集まった。
5月31日に行われたJ1リーグ第19節で、G大阪は本拠地パナソニックスタジアム吹田で首位・鹿島アントラーズと対戦して0-1の惜敗。相手の倍以上のシュートを放ちながらポストに2度当たる不運もあって無得点に終わり、フラストレーションの溜まる内容となった。
だが、その中でガンバサポーターを興奮させたのが、後半31分から途中出場したウェルトンだった。シーズン開幕前に右足を負傷して別調整が続き、ようやく5月17日の前々節・ヴィッセル神戸戦で戦列復帰を果たした重戦車ドリブラーはこの日、それまでの黒髪ではなく、鮮やかな青色に染め上げたニューヘアーで登場し、意気揚々とピッチに駆け出したのだ。
ブラジル人のウェルトンの地毛は黒髪で、昨年6月に金髪のイメチェンして“金ウェルトン”が定着した時期があったが、今年はガンバカラーの「青」を選択。クラブへの忠誠心も伝わる“青ウェルトン”の姿に、スタンドのサポーターは度肝を抜かれながらも大きな声援を寄せた。