運命の大一番!サッカー日本代表・伊東純也、中村敬斗、関根大輝が語った「世界一のクラブ」と「降格プレーオフ」(1)純也&敬斗いつものルーティンと作れない攻撃の形「準優勝は奇跡ですね」【激闘33連写】の画像
パリ・サンジェルマン相手でも「個」として戦えることを示した伊東純也。【パリ・サンジェルマン vs スタッド・ランス】PHOTOギャラリー 撮影/渡辺航滋 (Sony α-1Ⅱ使用)
■【激闘32連写】純也&敬斗「いつものルーティン」、ニッコリ手を振る「24歳イケメン」、関根と「同級生22歳」が2ゴール!

■「どうしようもないですね」

 フランス1部スタッド・ランス所属の伊東純也、中村敬斗、関根大輝が、ついに運命の大一番を迎える。フランス2部3位のFCメスとの1部参入プレーオフ第2戦。メスのホームで行われた第1戦は1-1のドローで終わり、スタッド・ランスのホームでの一戦で降格か否かが決まる。

 この試合、スタッド・ランスにとって、厳しい戦いになりそうだ。プレーオフ1戦と2戦の間、24日に、フランス・カップ優勝をかけて、強豪パリ・サンジェルマンと戦ったのだ。ちなみに、パリSGは、今シーズンのフランス1部優勝チームで、6月1日に欧州チャンピオンズリーグ決勝を控える、世界最強チームだ。

 試合の結果は、0-3の完敗に終わり、67年ぶりの優勝はならなかったが、それ以上に心配なのは、中2日、中3日で3試合をこなした選手たちのコンディションだ。

 この試合前のピッチ練習では、いつものストレッチで汗を流した伊東と中村。そして、左足首負傷から先発復帰した伊東は、パリSGの猛者相手でも「個として負けていない」ことをプレーで証明。前半で0-3になったところで、プレーオフに向けて大事をとり、お役御免となった。

 一方、22日のメス戦で痛めていた足が悪化していた中村も強行出場。世界一のクラブを相手に63分まで奮闘した。

 そして、前回のパリSG戦でフランス1部リーグ・アンデビューを飾った関根大輝は、フル出場を果たした。

 試合後、中村、そして関根に、パリ戦、そして待ち受ける運命の一戦について聞いた。

「戦術云々というか、もう、どうしようもないですね」

 そう話すのは、今シーズンのパリ・サンジェルマンとの2試合でゴールを決め、強豪相手に引き分けに持ち込んだ日本代表屈指のシュートの名手、中村だ。

 6月4日には初のフォトブック『Naturalナチュラル』(双葉社刊)の発売が決まるなど、そのイケメンぶりも話題となっている。

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