
■守備リーダーの「貫禄」と「余裕」
サッカー日本代表DFで、ボルシアMGに所属する板倉滉が、ブンデスリーガ最終節のヴォルフスブルク戦に先発。移籍の話が浮上する板倉には、ボルシアMGでの「ラストマッチ」になるかもしれないということで、国内外から注目が集まった。
また、第17節(1月15日)の前回のヴォルフスブルク戦で、ブンデス初ゴールを決めた福田師王にも、縁起のいいヴォルフスブルク戦での出場はあるのか、再びのゴールはあるのか、こちらにも注目が集まった。
試合前の練習で板倉は、チームスタッフと確認しながら、ロングキック、へディングの練習を何度も繰り返す。その姿からは、チームの守備リーダーとしての貫禄と余裕が感じられた。
一方、前回対戦でのゴールの手ごたえがあるのか、福田は試合前から気合い十分。サブ組ながらもテンションを上げて、試合前の練習に集中して取り組んでいた。
試合は、ボルシアMGが攻勢に出るも、なかなかシュートが決まらない。守備は板倉がリーダーとなって、余裕をもってヴォルフスブルク攻撃陣に対応。板倉から効果的なバスが前線にフィードされることもあったが、カウンターを食らい、先に点を決められてしまった。