
J1の浦和レッズが、クラブ・ワールドカップに向けてのスタジアム来場者プレゼントを発表した。デザインのみならず、世界大会に出場する誇りを刺激するアイテムに、ファンの興奮が一気に高まった。
浦和が約1か月後、新たな挑戦をスタートさせる。6月14日にアメリカで開幕するクラブW杯に、アジアを代表して出場するのだ。
これまでも行われてきた同大会だが、今回から大きく様変わりした。出場クラブ数が32へと拡大され、ヨーロッパからはマンチェスター・シティやインテル、南米からはボカ・ジュニアーズやパルメイラスなど、まさに世界中から強豪が集い、約1か月間をかけて世界ナンバーワンクラブの座を争う。
浦和は2022年のAFCチャンピオンズリーグの優勝チームとして、4つあるアジア代表の一角を占める。これまでにもクラブW杯への出場経験はあるが、この新方式の大会を前に、期待と緊張を高めていくことだろう。
その栄えある舞台への参加を前に、クラブはファンの気持ちも高めていく。クラブW杯前の最後のホームゲームとなる6月1日のJ1第19節横浜FC戦で、ビジターチームの応援者を除く全来場者に、クラブW杯にまつわるプレゼントをすると発表したのだ。
浦和を支える人々に贈られるのは、今回のクラブW杯出場を記念した缶バッジだ。サイズは5.7cmだというから、なかなかの大きさだ。クラブW杯のロゴと浦和のエンブレムが重ねられてデザインされたバッジには、さらなる重みが加わることだろう。クラブも公式ホームページで、「大会公式ロゴをあしらった特別デザインを高級感のあるマットな質感で仕上げております」と自負している。