■「逆転できなかったことが個人的には悔しい」
松澤は2001年2月5日生まれの24歳。静岡県出身で、富士市立高校から名古屋経済大を経て2023年に長崎に入団した。1年目はリーグ戦16試合に出場して2得点2アシスト、2年目の昨季は34試合で2得点3アシスト。同じポジションの笠柳翼との定位置争いを続けながら“切り札”として存在感を高めてきた。
今季は故障で約2カ月半の離脱があったが、この日のプレーを見る限りはほぼ全開だ。試合後、クラブ公式によると「自分の強みであるドリブルでたくさんチャンスも作れていたので、そこは良かったと思いますが逆転できなかったことが個人的には悔しいです」「もっと長崎らしいサッカーを来週の大分戦はできるようにしていきます」とコメント。J1昇格最有力クラブとの前評判も現在10位に甘んじている長崎の起爆剤としてファンの期待を背負っている。