■「どこがオフサイドなの?」
この疑惑のVARシーンにSNS上は紛糾。ゴールを取り消されたG大阪サポーターは当然、納得できず、次のようなコメントが寄せられた。
「これは本当にオフサイド?」
「どこがオフサイドなの?」
「納得できませぇぇぇぇぇん!」
「半田がいなくても絶対届かない距離なのにオフサイドになるのこれVARで厳しくとりすぎやろ」
「現段階では今季NO.1誤審」
改めてノーゴールとなったシーンを映像で振り返ると、ジェバリがシュートした際に半田はオフサイドポジションにおり、カバーに入ろうとしたFC東京のDF安斎颯馬の進路を塞いでいるのは確かだ。だが、故意に妨害しているようには見えず、安斎が倒されているわけではない。そして例え半田がいなかったとしても、ジェバリのループシュートを安斎がクリアできたかのかどうか。クリアするためにはオーバーヘッドなどのスーパープレーが必要だったようなタイミングとコースに見える。
試合は後半に3得点を奪ったFC東京が勝利。G大阪サポーターとしてはストレスの溜まる試合となった中で、疑惑の判定に対しては「ジェバリの得点が決まっていても勝てなかった」ことが“落とし所”になったかも知れないが、VAR判定には他の試合でも物議を醸しており、改めて注目を浴びそうだ。