
4月16日、ルヴァンカップ1stラウンド2回戦が各地で行われ、愛媛県今治市・アシックス里山スタジアムで10年ぶりに実現した“夢のある”ツーショットが話題となった。
写真を投稿したのは、J2FC今治に所属する横山夢樹だ。現在19歳のアタッカーは、兄・歩夢と同じくスピード抜群の高速ドリブルが魅力の攻撃的MF。帝京高校から2024年にFC今治に加入すると、8月、9月とJ3リーグの月間ヤングプレーヤー賞を2カ月連続で受賞するなど、リーグ戦29試合出場6得点でJ2昇格に貢献した。
その横山は、昨年末の右肩手術から今年4月6日のV・ファーレン長崎戦で戦列復帰を果たし、J1セレッソ大阪との対戦となったこの日は、後半24分から途中出場した。試合は、延長戦までもつれ込む熱戦の末に3-4で敗れる悔しい結果となったが、その直後に、ついさっきまで同じピッチに立っていたC大阪の元日本代表MF香川真司と、肩を並べての記念撮影を行った。
そしてその翌日、横山が自身の公式インスタグラムを更新。「小学校4年生の時に番組で香川選手と一緒にサッカーさせていただき、約10年ぶりに対戦相手としてサッカーすることができました!」と綴り、“お宝写真”と言うべき10年前に撮影されたツーショットと前日撮影の写真を並べて公開した。そこには若々しさを保っている香川の隣で、目を輝かせている少年と、そこから大きく成長した横山の姿があった。