
【明治安田J1リーグ 第20節 浦和レッズvs京都サンガF.C. 2025年4月16日(水)19:33キックオフ】 撮影/原壮史(Sony α-1使用)
■強度も「申し分ない」Wボランチ
4月13日の日曜日、町田を相手に今シーズン最高の前半を披露して完勝した浦和。
中2日のこの試合では、まったく同じ11人をスタメンに起用。サミュエル・グスタフソンと渡邊凌磨の共存や、松尾佑介の1トップなど、町田戦で見せた良い内容の継続を狙った。
立ち上がりは、京都が前を狙う場面が続いたものの、その後は互いにボランチのボール保持を許さない構図に。
浦和は松尾、京都はラファエル・エリアスがサイドに流れてボールを引き出し、両チームがともにフォワードをダイレクトに使うことが増えていくと、流れは少しずつ浦和に傾いていった。
シンプルなロングボールを効果的に使う浦和は、24分にコーナーキックをきっかけに松尾のシュートが決まり、先制。
京都はエリアスや原大智が前線でボールを収めようと動くが、浦和はしっかりと守備に人数を割き、簡単にはゴールの方向を向かせない。
安居海渡とグスタフソンのダブルボランチの強度も申し分なく、浦和が1-0で前半を終えた。