ゴール決めてのアジア青覇が「今の自分の現役中の一番の夢」と語る川崎FW小林悠がサウジアラビアで見せるギラつき……「試合で最高潮に」と調整続けるの画像
サウジアラビアで調整を続ける川崎フロンターレの小林悠 撮影:中地拓也

 川崎フロンターレが4月27日にACLE準々決勝アルサッド戦を迎える。大舞台での一戦を前に、小林悠がアジア青覇への想いを語った。

 4月22日にチャーター便でサウジアラビア・ジェッダに入った川崎フロンターレ。初日からギラギラした目を見せているのが小林悠だ。現在37歳のベテランストライカーはクラブの歴史とともにあるだけに、アジアの高い壁に阻まれてきた悔しさを持つ。
 3月30日に話を聞いたときには、ゴールを決めてのアジア王者にチームに導くことを「今の自分の現役中の一番の夢」と語ったうえで、「他の選手たちとは(アジアへの)思うところが違うのかな」とも語っていた。
 サウジアラビアに入って最初の練習日に小林に話を聞くと、「自分としては早い段階からスイッチを入れると試合で最高潮に持っていきづらいので、まずはフィーリングや体のコンディションをしっかり整えるために、一日一日試合に向けて、徐々に気持ちの部分で作っていければいい」とイメージを膨らませていた。

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