
サッカー女子日本代表・なでしこジャパンが4月8日、大阪・J-GREEN堺でコロンビア女子代表とのトレーニングマッチを行い、6-1で勝利した。その“締めくくり”となった18歳MF眞城美春のゴールに反響が寄せられた。
2日前にヨドコウ桜スタジアムで国際親善試合(1−1)を行った相手と、一般ファンも見学した中での練習試合。先発メンバーを総入れ替えして臨んだなでしこジャパンは、立ち上がりから攻勢に出て、前半こそ植木理子(PK)の1点のみも、後半に入って松窪真心、籾木結花、遠藤優、高橋はなが次々とゴールネットを揺らした。
そして後半アディショナルタイム突入寸前、追加招集でのなでしこジャパン初選出からスタメンに抜擢されていた18歳が魅せる。
中盤での組み立てに加わった眞城は、リズミカルなボールタッチから右サイドの杉田妃和へパス。その杉田がタイミングを見計らってボックス内へグラウンダーのクロスを送ると、相手DFの足に当たってコースが変わる。そこに眞城が走り込んだ。そして密集地帯でボールをコントロールした後、素早く右足を振り抜いて鋭いシュートを放ち、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。