
4月16日、川崎フロンターレはアウェイでヴィッセル神戸と対戦。この試合でマルシーニョが一矢報いるゴールを決めた。
マルシーニョにとっては切り替えとなる一戦だった。これで今季リーグ戦10試合目の出場となるが、前節の清水エスパルス戦まではノーゴール。その試合の85分に途中交代となると、ベンチに戻った際に水の入ったペットボトルを蹴ったうえで、監督の握手を拒否していた。
長谷部茂利監督は後日、報道陣の取材に応じた際にその行為についてたしなめていたが、神戸戦では先発出場。禊を済ませるかのように、2点ビハインドの前半アディショナルタイムに圧巻のゴールを決めた。
試合後、マルシーニョは「個人的にずっとゴールを取れていなかくて、個人的な結果がなかなか出ていなかったので、正直そこに対しての自分への怒りとストレスとを感じていました」と行為について振り返ると、「個人的な感情であのような態度をしてしまったので、監督、チームの全員に謝罪しました。自分の思いをちゃんと伝えたので、その勘違いされていたボタンの掛け違いはしっかり直すことができました」と明かす。