【川崎・竹内弘明強化本部長が語ったACLEとここまでのチーム作り(2)】下部組織出身選手の活躍に「アカデミー含めて一緒に絵を描けているのは非常にありがたい」。E―1への想いも明かすの画像
川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長 撮影:中地拓也

 4月13日、川崎フロンターレの竹内弘明強化本部長が取材に応じた。長谷部茂利新監督の下でのここまでのチーム作りと、ACLEについて語った。

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 長谷部茂利監督はここまでの10試合で多くの選手を起用しており、直近の試合から10人を入れ替えて試合に臨むことも珍しくない。その中で若手選手も積極的に起用し、すでに主軸となっている高井幸大らだけでなく、宮城天や山内日向汰、大関友翔といったこれまで出番が限られていた下部組織出身選手もピッチに送り出している。
 チャンスが与えられた中で、大関友翔は初先発となった横浜F・マリノス戦でJ1初ゴールを奪えば、宮城天は2ゴール(名古屋グランパス戦、湘南ベルマーレ戦)を、山内日向汰は1ゴール(名古屋戦)を記録している。
 そうした起用について竹内強化本部長に聞くと、こう思いを明かす。
「(川崎の)U18以下(の世代)でも、日本を代表する選手も育ってきてくれていますし、やっぱりアカデミーを出た選手がチームクラブで活躍するというのは(うれしい)。今年はヤス(現ヘッドコーチでU18元監督の長橋康弘)とかサハラ(佐原秀樹)も(トップチームに)来てくれてますけど、アカデミーの監督・コーチ含めてクラブとしては一つにつながっていけるのは、一緒に絵を描けているのは非常にありがたい話かなと思います」

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