■「代表は選手が目指している一番のところ」

 ユースだけに限らず、今季は多くの選手が成長と結果をアピールしている。さまざまなポジションでJリーグを代表するような活躍を見せているだけに、期待するのはサッカー日本代表入り。特に今年は7月に国内組を主体として召集すると見られる「E―1」が控えている。
 その「E-1」への竹内強化本部長の想いを聞けば、「E-1に限らず、やっぱり代表は選手が目指している一番のところだと思う」として、こう話す。
「ふだんのJリーグの活躍が評価されて選んでいただきたいという思いも当然ありますし、E―1に出ることでやれるということが評価されるのであれば、多くの選手がそこで選ばれてほしいと思いますし、そこでしっかり結果を残して、次の代表に向けて、向けてアピールできればなと思ってます」
 高井幸大はすでにサッカー日本代表の常連選手となっており、先発出場も果たしている。その高井だけでなく、多くのポジションからの召集が期待されており、今後のチャンスを掴むきっかけとなることが願われる。
(取材・文/中地拓也)
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