■智将を「2シーズン」上回った事実

 今節の注目カードのひとつが、FC東京川崎フロンターレの対戦だろう。多摩川クラシコの実現である。

 通算では川崎が26勝9分13敗と、大きく勝ち越している。2019年以降、川崎が敗れたことは1度しかない。

 だが、この関係に変化が起こりそうだ。「監督力」という要素が、FC東京への追い風になりそうなのだ。

 今季からFC東京を率いる松橋力蔵監督は、アルビレックス新潟を率いて初めてJ1で指揮を執った2023年、川崎相手に2勝した。昨季は1分1敗で、通算2勝1分1敗。クラブ力に差がありながらの勝ち越しには、何か理由があるはずだ。

 川崎も今季から長谷部茂利監督を迎えているが、この新指揮官との対戦も松橋監督が苦手にする様子はない。この2シーズン、長谷部監督が率いるアビスパ福岡と対戦し、3勝1敗。智将の誉れ高い長谷部監督を上回った事実も、見逃すわけにはいかないのだ。

 今月20日にルヴァンカップを戦ったFC東京に対して、川崎が16日のJ1第6節を最後に、試合から遠ざかっているのも気がかりだ。ここはFC東京がホームで白星を挙げると予想する。

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