
J1の清水エスパルスが、見事な「伏線回収」を披露した。綿密につくり込まれたプランと重大発表に、多くの人が驚きと歓喜の声を上げている。
清水がJ1に帰ってきた。日本のサッカーどころである清水のクラブとしてJリーグをけん引し、2016年には初めてJ2を戦うことになったものの、1年でJ1へと復帰。残念ながら2度目のJ2での戦いとなった2023年には1年でのJ1リターンは逃したものの、昨季にJ2を制して昇格を決定。今シーズンはここまでリーグ戦6試合を戦って2勝2分2敗で10位と、悪くない位置につけている。
J2で戦う時期もあったものの、清水は野心的だ。2部リーグで戦うことに甘んじることなく、常に高い意識を持ってクラブの運営にも取り組んできた。
昨季は、J2のクラブとしては珍しいことに、東京の国立競技場でホームゲームを開催。5万人を超える観衆を集めて、底力を示した。
清水は今年も、視線を高く保ち続ける。今年もゴールデンウィークの5月3日に国立競技場でホームゲームを開催。名古屋グランパスと東海ダービーを繰り広げる。
そのイベント告知も意識が高かった。SNSでは、監督や選手ら9人の顔写真を並べてアップ。笑顔で収まる選手たちの様子とその構図に、ファンには期待するものがあったようだ。
そうして発表されたのは、人気音楽ユニット「FUNKY MONKEY BΛBY‘S」の来場。スペシャルゲストとして、ゲストライブを行うという。
この発表に、ファンも歓喜。「国立より一層楽しみー!!!」「あとひとつ生で聴きたい」などの声が上がった。